料金が違う
まず、一番気になるのが受講料かと思います。(2019年11月現在)
この点、ピグマキッズくらぶは、1年生〜4年生までのコースが2教科=国語と算数のみで、一律の料金設定。
これに対し、Z会は1年生〜2年生はこくご・さんすう・経験学習の3教科+プログラミング学習を基本とし、3年生からは国語・算数・理科・社会の4回木を基本としています。
また、料金設定も、学年ごと・オプション・スタンダードかハイレベルか・学年内のコースごと(通常コースか、タブレットコースかなど)で金額が異なります。
※ただし、1教科から受講可能
そして、Z会の小学生コース(スタンダード・オプションなし)についてでのみの比較になりますが
2年生までは、月々が3,922円〜5,008円(消費税込・月払いか等で幅有り)。
3年生、4年生で2教科のみ選択した場合のお値段は、3,574円〜4,312円となります。
これに対してピグマは、4年生まで変わらず4800円+消費税(2019年度11月現在10%)(消費税込)という設定。
娘が、Z会とSAPIXを同時受講をしていた頃は、実は両者とも料金設定が近いところがありました。
が、2019年を区切りに大きな差が。
以下、まとめた表になります。
※2019年料金改定時点
※消費税込、Z会においては支払方法によって金額に幅があり
※ピグマキッズくらぶが4年生まで、算数・国語の2教科のみのプログラムのため、Z会も2教科の金額としています。
Z会(1年生〜4年生) | SAPIXピグマキッズくらぶ |
---|---|
1〜2年生 :3,922円〜5,008円 | 1年生〜4年生まで:一律5,184円 |
3〜4年生 :3,574円〜4,312円 |
その結果
結論として
Z会よりも、SAPIXの方が料金が高い
ということになりました。
問題が違う
とにかく、前提からして違う両者。
テキストも、両者の特徴が出ていて、甲乙つけがたい!
本当に、よく考えられており、よく出来ています。
問題の質の部分でも紹介していますが
Z会:学校の授業で学ぶように基本に忠実、問題がシンプル、見やすい、比較的きやすい
ピグマキッズくらぶ:ゲーム・遊び感覚、パズル系、頭を深く使う、時間がかかる、難しい
という感じ。
9月号のさんすうの、「時計」と「いろいろな形」をメインテキストで比較してみます。
※左側がピグマ、右側がZ会。
こう比べてみても、やはりピグマの方が複雑な感じで文字や絵柄が多く、Z会の方が単純明快というか、スッキリシンプルで問題数も少ないですよね。
そして何より使用する脳、鍛えられる脳の部位が違いそう。
両者甲乙つけがたく、それゆえに、どちらか一方のみを選択して受講、というのがなかなか難しいところです。
ゴールが違う
Z会の1年生コース、ピグマキッズくらぶの1年生コースの両方を受講していて感じること
それは、何を目的として、何に重点を置いているか、ということだと思っています。
両者とも、こどもに「考えさせる力」「創造する力」をつけさせたい、という点は共通していると思うのですが、実はベースとなる考えとそれに基づくテキスト内容、テキストの方向性がやはり違う。
すなわち、Z会はこれ1本で中学受験、広告受験、大学受験、しかも難関と言われる学校を本気で受からせる覚悟で構成されている通信教育だと考えます。
これに対してピグマキッズくらぶ。
あくまで、対象は小学校低・中学年の4年生まで。
5年生以降は、「通塾」することで中学受験を乗り越えよう、そのためには、「学習の入り口」こそが大事で、そのカリキュラムも将来の自立的学習へ導くものとなっています。
ピグマキッズくらぶがSAPIXへの通塾を積極的に勧めているわけではないですが、ピグマキッズくらぶを通信教育で選んでいて、その良さを体感している親御さんは、おそらくそのまま現在の中学受験の進学塾のTOPであるSAPIXを選ぶことになるのもわかる気がします。
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